お茶室

茶人の正月

姫路のお茶室 (11月13日)

皆様、こんにちは

7日の立冬が過ぎ、いよいよお茶室の炉を開き、茶壷の口切りをして新茶を使い始めるこの時期は「茶人の正月」です。

炉の季節が始まります。「柚子の実の色付くころに炉を開く」、「吐く息が白く見えるようになれば炉を開く」と言われています。柚子の色づきや吐く息の白さで炉開きの頃を表現された先人に思いを馳せます。彩りある美しい表現に心の豊かさを感じ、自然に沿った生き方を教えていただきます。

 

お花は、山査子の照葉 (サンザシのテリハ)、吉祥草 (キチジョウソウ)。吉祥草は、花が咲くと縁起がよいと言われているので、炉開きに生けさせていただきました。お菓子は、銀杏、ひな菊、焼栗、紅葉。

 

今回は、炉開きの最初のお稽古で、炉の運びのお点前をさせていただきました。半年間つづけてきた風炉から炉のお稽古にかわると、最初は皆さん戸惑われます。お道具の置く場所や体の向きが違うので、お点前も全く違うように感じられるのですが、お点前の手順は同じです。

炉のお点前で一番大切なことは、居住まいを正して座る位置です。これからお稽古を繰り返し、身に着けていただきたいと思います。炉の季節もどうぞお楽しみください m(__)m

 

🍁 毎月第2土曜日、10時〜17時の間でご都合の良い時間にご参加ください。お待ちしております m(__)m

🍁リモートお稽古を始めました!ご興味のある方は、お問い合わせください。➡【お問い合わせ】

 

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