お茶室

夏の終わりに

姫路のお茶室 (8月28日)

皆様、こんにちは

まだ残暑厳しい日もありますが、庭先の花や虫の音に秋の気配を感じるようになりました。8月最後の週末は、お城の見えるお茶室で初参加のお友達も一緒に楽しいひとときを過ごさせていただきました。

 

お花は、ススキ、底紅(ソコベニ) 、下野草(シモツケソウ) 、野菊、水引草。お菓子は、秋桜、桔梗。

 

5月から始まった風炉の季節もあと二ヶ月ほどとなりました。暑い季節は、涼を楽しんでいただけるように、ガラスの広口水指や平茶碗でおもてなしさせていただきます。そのお道具もそろそろ終わりを迎えます。その前に、長板二つ飾り (長板に風炉釜と水指を飾る) のお点前で一服楽しんでいただきました。

 

今年の夏は、長雨で蝉の声もしばらく聞かなくなっていましたが、夏の終わりを告げるように最期の声を聞かせてくれています。毎年当たり前に聞いていた蝉の声も、再開して聞いたとき当たり前と思っていた幸せの有難さを感じました。

夏から秋へ、移り変わる季節をお楽しみください。

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