お茶室

散りそめ

姫路のお茶室 (4月10日)

皆様、こんにちは

今年の桜を満喫されましたか?姫路の満開は3月末から一週間ほどとても美しく、ぽかぽか陽気が続いた後に花冷えの寒い日もあり、毎日楽しませてもらいました。

毎月第2土曜日は、姫路でお稽古をしています。今月は、炉の季節の終わりをゆっくり楽しみたいと思います。

 

お菓子は、散りそめ。桜が散りはじめ、桜吹雪で舞い散った花びらが水面に浮かんでいます。その花びらが連なって流れていく風景を「花筏 (はないかだ)」。桜の開花を「三分咲き、五分咲き、満開 (八分咲き)、散りそめ、葉桜」と移り変わる様子とともに表現されます。日本語はとても繊細で美しいです。

 

お花は、藪椿と虫狩 (ムシカリ)。お床に咲いた椿が生けられていると「もう炉の季節も終わり…」と名残り惜しく感じます。炉の季節は椿の蕾を生けることが多いのですが、咲き納めの今頃は咲いた椿を生けます。花は野にあるように

 

お点前は、一つずつお稽古を繰り返し、積み重ね、覚えていきます。一つ一つを果てしなく遠い道のりと途方に暮れるか、ワクワク楽しむか。その結果、見えてくるものが全く違い、人生が大きく変わります。

「命は時間」と教えていただきました。大切な時間を日々楽しんでいきましょう。

🌸 毎月第2土曜日、10時〜17時の間でご都合の良い時間にご参加ください。お待ちしております m(__)m

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