お茶室

木守柿 (きもりがき)

姫路のお茶室 (10月23日)

皆様、こんにちは

10月初めは暑い日が続いていましたが、急に寒くなり、秋らしさを感じるようになりました。

芸術の秋、読書の秋、食欲の秋、スポーツの秋 …と楽しみ方は色々ありますが、深まる秋に居住まいを正し、お友達と一服楽しまれてはいかがでしょうか?

 

【中置 (なかおき)】名残りの季節に、風炉を畳の真ん中に置き、火を客に近づけ、逆に細水指を客から遠ざけて、「中置」のお点前を行います。季節によって、使う道具や置く場所をかえて、来られる方に心地よく楽しんでいただきます。

 

お花は、見返り草。淡紅色の花が下から咲き、通り過ぎた人が見返るほど美しいというのが名前の由来です。

お菓子は、木守柿。柿を収穫するときに全部ちぎらず、来年もよく実るようにと木の先端に一つ二つ取り残しておく柿の実のことを木守柿と言います。

見返り草や木守柿が、深まる秋の美しさを感じさせてくれます。季節の移り変わりをお楽しみください。

 

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